ふと、昔の写真を目にした時「懐かしい~」と思いながら
その時の情景のみならず、感情までがフィードバックすることありませんか?
私、ちびすの家族写真第一号は、生まれたての我が子を胸に抱きながら、
夫と私が笑って映っている写真でした
カメラを忘れた私たちのために、助産婦さんがご自身のカメラで撮影してくださった写真。我が家にとっての宝物です
お産に人それぞれドラマがあるならば、記録された写真を見ることで、みんなのお産が見えてくるのではないか・・・。そんな想いから、いいお産の日の2ヶ月前に急遽動き出したのが”写真展~みんなのお産~”でした。
ひとりからふたり、そしてさんにん・・・と家族が増えていく喜びの写真を集めよう!
タイトルは「あなたに出逢えて」とし、「あなた」とは、カップルであれば夫、もしくは妻であり、夫婦であれば、新しい命、家族であれば、夫婦にとってもその子供にとっても、さらに新しい命…という風に考えて、みなさんへ募集しました。
募集期間が2週間あまりと短いながらも、集まった作品数は67点!
ママの大きなお腹にお姉ちゃんが顔を付け、赤ちゃんに語りかけている写真、へその緒がついた生まれたての赤ちゃんの写真、車の中でのお産となった衝撃的な写真、家族の手と小さな手が折り重なるようにして撮影された写真など、たくさんのご応募、本当にありがとうございました。
写真を眺めていると、お産したときの感動や家族が増えた喜びがこみ上げ、自然と涙が溢れてきます。
中には、おっぱいを加えた2歳くらいの男の子の大きな目が印象的な写真もありました。
おっぱいをあげられる期間は人生の中でほんのわずかです。
やがておっぱいを離れて行く我が子とのふれ合いを写真に収めることは素敵だなぁと思いました。
そして、講演の講師である、きくちさかえさんは写真家です。
これまで撮影された作品の中から、24点をお借りして展示することもできました。
日本のみならず、ブラジルやシンガポール、インドネシアなど、世界各地の妊婦さんや赤ちゃんを撮影した写真が会場を華やかにしてくれました。
私が一番驚いたのは、臨月と思えるような大きなお腹の妊婦さんが、ハーフトップ姿でくつろぐ写真!!日本ではありえない~!
きくちさんにお話を伺ったところ、ブラジルの海岸沿いの町で撮影したもので、大きなお腹を丸出しにした妊婦さんは、よく見る光景で、決して珍しくないそうです。
写真を通しても世界と日本のお産にまつわる違いが垣間見られたのではないでしょうか。
開会の冒頭で、写真展にお寄せ頂いた作品を使い、1分半ほどのスライドショーを作りました。
会場へ足を運んで下さったみなさん、何か感じていただけましたでしょうか?
十月十日お腹の中で育んできた大切な命、そして誕生の瞬間、家族が増えた喜び・・
自分自身のお産を振り返ることで、命の大切さ、そして家族の絆がより深まることを願います。
明日は、カフェ&助産婦コーナーをご紹介します♪
<12月の予定>
12月2日(木) ~2010年夏お産の方へ~うみ・つきプレママコミュ第5回
(べビママヨガ&おむつなし育児体験談)
12月4日(土) ミニトモカフェ
12月7日(火) クリスマスリース作り
12月9日(木) ~2011年春お産の方へ~うみ・つきプレママコミュ第1回
(自己紹介&マタニティヨガ体験)
12月15日(水) ママ&赤ちゃんのお手当法(整体)
12月23日(木・祝) お正月飾り作り