スタッフみずです。
ほんとうに朝晩めっきり寒くなりましたね。あの暑すぎた夏 が今となっては恋しいような気がします。
「いいお産の日レポートウィーク」2日目は、きくちさかえさんの講演の後に開催した、分科会「お産語り場」です。
妊娠・出産は一人一人に、そしてそれぞれの家族にドラマがあります。
ただ、産後は赤ちゃんのお世話に追われたりで、なかなかゆっくりと自分のお産を振り返る機会がないですよね。
ぜひそんな場が欲しいという想いで、うみ・つきでは、これまでも「バーストークin熊本」としてお産のお話会を開催してきましたが、今回は気持ちも新たに「お産語り場」と名づけました。
今回のお産語り場は、「男子歓迎編」、「心のデトックス編」、「くまもとお産事情編」の3つの会場に分かれました。担当したスタッフが順番にレポートします。
どの語り場も、うみ・つきが大切にしている
約束事をお話しするところから始めました。
男子歓迎編
「パートナーの立場から、疑問質問ぶつけてみませんか?もちろん、カップル、女性のみの参加もOKです。」
ゲストの宮崎セバスチャンさん(医学博士)に3人のお子さんのお産についてや、食の大切さについて語っていただいた後、参加者の方からもそれぞれのお産や、妊娠中・出産後の気づき等を語っていただきました。どの方も等身大で丁寧にお話しいただいて嬉しくなりました。
この語り場には、きくちさん他、専門職の方のご参加もあり、話は産前産後の体作り、はたまたブラジルのお産事情へも話が及び、うなづくやら、感心するやら。ゆっくりとした雰囲気の中、あっという間に時間が過ぎました。(by スタッフ みず)
心のデトックス編
「お産でつらかったこと、今だから言えることを語り合いましょう!」
帝王切開とそれ以外の2つのグループに分かれて語り合いました。
「帝王切開だった」、「医療行為に対する不満や疑問」以外にも、トラブルを伝えられたときのショックや、産前産後の孤独感、それぞれのシチュエーションによっての心のしこりなど、どのお産にも共通する内容が多くありました。
アドバイザーとしてご参加いただいた助産婦の赤木夏代さんが、「語る事で気持ちが浄化される」とおっしゃっていましたが、参加者の皆さんお一人お一人が産前・出産・産後に向き合った出来事や、そのときの思いを語り合い、共有しあうことで「デトックス」したかったことを浄化されていくのが実感としてわかりました。
スタッフのお義母さまも参加され、世代を越えてのお産語りも新鮮でした。
幸恵さんのヨガタイムもとても温かい時間になりました。語り場でデトックスした心に気持ちよい空気を送りこむ事ができて、参加者の皆さんがリラックスされているのが伝わってきました。(by スタッフ edible)
くまもとお産事情編
「したいお産、産院情報など気になることを情報交換しましょう!」
まず、会が始まる前にお友達以外の方ともぜひお話ししていただきたいと思い、グループ分けは「春夏秋冬・好きな季節の机におかけください」としました。
それぞれの季節のグループで会が始まるまでお話も弾んでいたようです。
当初、4つのグループに分けてお話を進めていく予定でしたが、参加人数に合わせて2グループで行いました。
まず、各グループで自己紹介から。
一言に自己紹介と言っても、話したいことは山ほど。みなさん語る語る~!私も、「あ、そうそう。おんなじ気もち~」とおひとりおひとりのお話に聞き入ってました。
アドバイザーの坂梨京子さん(熊本県助産師会会長)もお母さん方に伝えたいことをたくさんお持ちで、その想いをお話ししていただきました。
そして、ここは心のデトックス編ではないのにみんな自分のお産を語ってデトックスしてるな、と思いました。
お産は一人一人が主役なので、自分の体験を聞いて欲しくて、それを今後に活かして欲しいという気持ちは誰しもが持つものなのかもしれません。(by スタッフ くみはな)
どの語り場も終了時刻が近づいても、話がつきませんでした
限られた時間の中でみなさんこころ行くまでお話しできなかったところもあると思いますが、お産について語る時間を共有できたことに感謝します。
子ども見守りボランティアの皆さんのおかげで子どもたちも安心して楽しく過ごせたようです。最後の片づけまでお世話になりました。ありがとうございました。
<12月の予定>
12月2日(木) ~2010年夏お産の方へ~うみ・つきプレママコミュ第5回
(べビママヨガ&おむつなし育児体験談)
12月4日(土) ミニトモカフェ
12月7日(火) クリスマスリース作り
12月9日(木) ~2011年春お産の方へ~うみ・つきプレママコミュ第1回
(自己紹介&マタニティヨガ体験)
12月15日(水) ママ&赤ちゃんのお手当法(整体)
12月23日(木・祝) お正月飾り作り