たいっへん遅くなりましたが、
1月に開催したノンシガレット講座のレポートをお届けします
参加者は妊娠中の方や、子どもへの禁煙教育が気になるお母さんなどが集まりました。
周囲にスモーカーがいて、子どもや胎児への影響が気になる!という声多数。
ちゃいさんはスライドを使ってタバコの健康への影響をわかりやす~くお話してくださいました。
・タバコを吸うとストレスが解消されるような気がするのは気のせい!ニコチンが体内に入ると、大脳にニコチン受容体が出てくる。ドーパミンが分泌されるため「気持ちいい」と錯覚するだけ。実際はニコチンを吸う事で体はダメージを受けており(とっても-)、それをカバーしよう(+)という働きなので、タバコを吸っていない人よりもマイナスな状態でもよくなったような感じがしている、ということ。
・タバコの葉を燃やしただけじゃまずくて吸えた物ではないので、おいしいと感じるようにいろいろな添加物の入った液体に浸して乾かしてある。
・4000種類もの化学物質と、約60種類の発がん性物質が含まれている。
・副流煙はフィルターを通していないだけ、吸っている本人よりも有害物質が多いものを周りの人に吸わせていることになる。
特に私が聞きたかった、タバコ産業の成り立ちについては、
・JTの株の58%は財務大臣が所有している。
・日本のタバコ農家は、栽培を始める時にJTから面積に応じて無料で苗が配られ&買取価格が決められ、
よっぽどのことがない限り毎年申告分を全量買取される。
・税金が上がっても、タバコ農家が潤うことはない。
・熊本はタバコ生産量全国No1!
・保険適用の治療施設も熊本は日本で最低の数。敷地内禁煙が条件・・・
とのこと。(間違ってたらごめんなさい!)
食べ物と農薬の規制が違うタバコのこと。
農家さんの健康被害も気になる・・・
健康への被害を知りながら、タバコ産業に依存せざるを得ないような構造を作り出しているJTと国に疑問を感じました!
タバコを吸っている人も、「吸わされている」被害者なんだな~と実感。
しかし、私は妊娠がわかった瞬間に何の苦もなくやめられたことを思うと、やはり精神的なものなんだなあとも感じます。
早速、と言いたいところですが、なかなか言い出せずに次の週、
スモーカーの連れ合いにタバコの話を切り出してみました。
ちゃいさんから教えてもらったタバコの害について。
家の中で吸っていたら分煙の意味はないこと。
空気清浄機はタバコの有害物質を除去はしてくれないこと。
親がタバコを吸っているのと吸っていないのとでは、子どもの血中ニコチン量が倍違うということ。
やめてほしいとは思っているけれど、急には難しいだろうから、
暖かくなったらベランダで吸うことにしてほしい、と提案。
すると、
「自分でもやめたいとは思っているので、努力する」
という答えが
今まで、「強要してもな・・・」と思うあまり、話し合うことすらしていなかったので、早く言ってみればよかった!とちょっと後悔。
4月1日からとりあえず家の中は禁煙となりました☆
半年かけて減らして、寒くなる頃にはやめられているといいね。
それからもう一つ、ノンシガレット講座の後で自分が変われた!と思った出来事がありました。
バス停で会ったおじいさんが娘を見て「かわいいね」と声を掛けてきてくれたのはいいのですが、おもむろにタバコに火を点けられ
咄嗟に
「小さい子の近くでタバコを吸わないでください。」
とキッパリ言っていたのです。
自分の中でタバコがどんなに有害なものかという認識がはっきり定着したのだな、と思ったのでした。
気になりだすと、バス停に落ちている吸殻の数が半端ありません。
毎朝拾うことにしたら、昨日0本になったはずでも必ず10本以上落ちています。
バス会社と市に連絡し、バス停に禁煙と掲示していただくようお願いしましたが
調査して善処しますとのこと・・・今のところ変化なしです
自分の話が長くなりましたが、参加された方もきっと自分の生活の中で一歩踏み込んで声をあげたりするきっかけになったのではないでしょうか?
ちゃいさん、ありがとうございました!
ちなみに、3月6日に女性向けの講座があるそうです。
詳しくは
ちゃいさんのブログにてご覧ください♪